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アミノ酸だってエネルギー源
 

 脂質代謝アップの燃焼系……。アミノ酸には、飲むだけで痩せられるというイメージがすっかり定着してしまいました。
 20種類あるアミノ酸の中には 、確かに脂肪の燃焼を高める働きを持つものもあります。ただし、これは運動をしてエネルギーを消費する際に、エネルギー源として脂肪を燃えやすくするというもの。運動しないで飲むだけでは痩せることはありません。
 よく考えればこれは当たり前のこと。アミノ酸はご存じの通りタンパク質の構成成分。そして、タンパク質は、炭水化物、脂質と並ぶ人間の三大エネルギー源のひとつです。エネルギー源を摂るだけでは、太ることはあっても痩せるわけがないのです。

食べ物にもたくさん含まれている
 

 ではBCAAは?と思う人もいるかもしれません。BCAAは、アミノ酸の中でもその構造から「分岐鎖アミノ酸(Branched Chain Amino Acids)と呼ばれる、 バリン、ロイシン、イソロイシンの3つのアミノ酸のことです。
 BCAAには、運動後の疲労回復を早めたり、傷んだ筋肉の修復を促す効果があります。BCAAも飲むだけでダイエットというわけにはいきませんが、間接的な効果は期待できそうです。疲労回復と筋肉の修復が早まれば、それだけ運動の量と効率が高まるため、消費エネルギーが増えるからです。定期的にスポーツをしている人、「運動して痩せるぞ!」とがんばっている人には、心強い味方となるでしょう。
 注意したいのはカロリーとバランス。 アミノ酸はもともと苦いもの 。ドリンクタイプの中には、味を調整するために高カロリーな商品もあります。またアミノ酸は20種類すべてがきちんと満たされていることが大切。数種類だけを大量に摂取すると、過剰症になる危険もあります。
  もっとも、350mlのアミノ酸ドリンクに2000mg含有といっても、たった2gです。 納豆1パックには8g、牛乳1本には6.6g含まれているのです。毎日、食事を摂っていれば、わざわざお金を出してアミノ酸を飲まなくても……と思えるような量です。アミノ酸で痩せようと思ったら、まずは運動、そして飲む前に成分表示をじっくりご覧になってから決めても遅くありませんよ。

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